腰痛の原因:生活用具の選び方と使い方の最近のブログ記事

「履物はかかとの高さに注意」
履物は腰痛に関係します。
かかとの高さが腰椎のカーブに影響するからです。
高いかかとの履物を履くとバランスをとるため腰の筋肉の緊張度が増し、長い間には腰が痛くなります。
腰筋や腹筋の弱い人には不適当です。短時間ならかまいませんが、長歩きや長時間立っているときは避けたいものです。
 
「車の運転はひざの高さを考えて」
自動車は今や生活必需品のひとつ。運転する時間も長くなって腰痛をおこす人が増えています。
原因は運転姿勢にあるようです。
運転しやすいように、疲れないようにと、座席の高さ、角度、硬さ、背もたれの角度、高さについてはいろいろと研究されていますが、問題は座り方にあるようです。
車の運転をする人で腰痛のある人をみますと、ほとんどがハンドルと座席の距離が長いとひざが伸びて太ももよりも下がり、後ろに反り返った姿勢になるので腰に負担がかかり、これが腰痛の原因になるのです。
腰に負担が少ないのは、アクセルを踏んだときにひざが太ももと水平か少し高めで、背筋がピーンと伸びている姿勢です。
「調理台の高さは身長に合わせて」
主婦が腰痛をおこす原因のひとつに台所仕事ががあります。調理台の前で立ちっぱなしで仕事をするからです。
最近は、調理台もいろいろ工夫されていますが、この高さが身長にマッチしていないと腰痛の原因になります。
腰を疲れさせないためには身長の二分の一+五㌢が適当といわれ、特に低すぎるとうつむき加減になるので注意しましょう。
調理台の前の棚も肩さくらいまでが適当です。高すぎると、爪先立って首をそらして出し入れするので、ギックリ腰の原因になりかねません。
 
「寝具も腰痛に影響する」
安らかな眠りをさそうために使う寝具ですが、敷き布団がやわらかすぎるのは腰にとってはマイナスです。
ふんわりとした敷き布団やベットのマットは、いかにも寝ごこちがよさそうですが、やわらかすぎると背中やお尻など、体の重い部分が深く沈んでしまいます。
例えばやわらかい布団に仰向けに寝ると腰椎が前に突き出る形になり、骨盤が前に傾きすぎて腰が疲れてきます。
このような時、私たちは自然に寝返りをうちますが、布団がやわらかいと寝返りがうちにくく、腰椎に無理なねじりを強いることになります。したがってエネルギーの消費もそれだけ多くなって疲れ、痛みを生じます。
 
「ソファは“安楽イス”というけれど」
ソファのことを昔は“安楽イス”といいました。低くてスプリングのきいたイスは、いかにも楽なように見えます。
しかし、低いイスと同じで、座り方によっては腰が痛くなります。
社長室のソファで長時間会議の後、腰が痛くなった、という患者さんがおりましたが、座り方が悪かったためでした。
ソファに掛けるときは、シートに深く掛け、股とひざの関節を軽く曲げて背もたれに寄りかかり、首を前に少し曲げた姿勢にします。こらなら楽です。しかし、このような姿勢は自宅ならとれますが、職場や訪問先ではちょっと無理でしょう。
長時間の堅苦しい会議では、ソファを使うのはやめた方がよいでしょう。
「スツールは長時間使用しない」
洋間のアクセントとしてよく使われるのがスツールです。狭い部屋を有効に使うにはたいへん便利です。
しかし、このスツールは背もたれがないうえ高さも低いので、長時間かけていると腰が疲れてきて前かがみになってきます。こうなると、特に肥満タイプの人は腹部が圧迫されるので、楽な姿勢とはいえません。
このようなイスは、ちょっと腰をおろすときだけに使うようにしょう。
「低すぎるイスも腰痛の原因に」
イスが低すぎる場合は、股関節を強く曲げることになります。つまり、ひざが深く曲がることになるので、お尻からひざの裏まで走っている筋肉が緊張します。
それだけではありません。
高すぎるイスの場合とは逆に上半身が前かがみになるので、短時間なら休養になりますが、長時間かけていると腰が痛くなります。
「高すぎるイスは腰が疲れる」
職場はもちろんのこと、家庭でもイスにかける生活が多くなり、これが日本人の体位向上に役立っていますが、使っているイスが高すぎては腰痛の原因になります。
高すぎるイスというのは、腰をかけた時に足底(足裏)が床にぴったりつかないとか、ついても爪先だけでブラブラした状態になるイスのことです。
いわゆる゛足が地につかない゜状態ですから、なんとなく不安定な感じがします。
そこで足底をつけようとすると、ひざを伸ばすか股関節を伸ばさるをえません。その結果、腰が反り返るような姿勢になり、疲れが早く出ます。
しかもシートの前の縁で太ももの裏側を圧迫するので、血液の流れが悪くなります。
「イスは高さがポイント」
毎日の生活の中で、私たちはほとんどイスを使うようになりました。
家庭での食事、だんらんをはじめ、職場や学校での生活もイスなくしては考えられません。
ところが、このイスの善し悪しが腰痛にたいへん深い関わりをもっています。
特に高低は姿勢に影響するので、自分の身長に合ったものを選ぶようにしましょう。
職場のイスの場合、高低が調整できるようになっているので、自分なりに合わせるようにしましょう。
朝、目覚めたときに腰が痛む、という経験をおもちではありませんか?
これは寝姿勢のせいかもしれませんし、寝具のせいかもしれません。
よくいわれるように、ふかふかの敷き布団は腰痛の原因になります。
同じように、私たちの生活のまわりにある生活用具は腰痛の原因になることがあります。
イス、調理台の高さ、ヒールの高い靴、楽なように思えるソファも、選び方や使い方を誤ると腰に影響します。
“かっこよさ”だけで選ばないように。

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