関節炎とカイロプラクティック

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「関節炎とカイロプラクティック」

身体全体の病気

関節炎という病気は単に関節部における病気でなく、身体全体の病が特に関節部分に顕著に出てきます。

関節炎の治療として本当の原因を改善することが必要です。

関節がおかしいということだけでは、関節炎という病気の一番派手な部分を見ているにしか過ぎません。

事故により関節が直接傷められた場合の関節炎を除き、大抵の関節炎は全身性疾患と言って差し支えないのです。

 

慢性関節炎とカイロプラクティック

関節炎の患者というと、とかく背中が曲がり手が節だらけの老人が一歩一歩ゆっくりと歩くか車椅子に乗っていることを思い浮かべてしまい易いが、このようにひどい障害の人は少ないです。

ただし関節炎という状態を長年にわたり持ちながら、何十年にわたり自分が関節炎にかかっていることを知らない人がたくさんいるのです。

 

骨関節炎とカイロプラクティック

関節炎の種類<骨関節炎>

関節炎として一番多いのが骨関節炎であり、退行性関節病なり、肥大関節炎とも呼ばれています。

関節での摩耗やストレスが骨関節炎の原因と考えられているが、ある関節で摩耗があるということは、脊柱のバランスが狂っていることが原因かもしれません。


骨関節炎では、トゲのような骨の成長が見られるが、こうした状況は身体がその部分を防御するためにそこを強化するために出てきたものである。

骨関節炎の回復というのはこれまで不可能と考えられていたが、カイロプラクティックが有効だという研究結果もあります。

リウマチ性関節炎とカイロプラクティック

関節炎の種類<リウマチ性関節炎>

身体にかなり不具が生じてくるのがリウマチ性関節炎です。

関節だけでなく、心臓や、血管、肺、目、皮膚、筋肉などの内臓にも影響を与える場合があります。

しかも疲労困憊や、体重の軽減、ひどい痛みなどが伴ます。

30代や40代の人にでも急にこうした症状が出てくる時があり、不思議なことにこうしたひどい症状が突然現れるのと同じように、ある日突然治ってしまうこともあります。

ただし大抵の場合良くなったとしても、部分的にだけであり、ひどい患者の場合、悪化が進み関節の形状が変わりさらに関節を駄目にしてしまいます。

免疫機能障害とカイロプラクティック

関節炎の種類<リウマチ性関節炎>

本当の原因は判っておらず、人によって何故回復したり反対に悪化するかも判っていない。

通常の医療での治療としては、温湯風呂につかるような身体治療か、痛みや炎症を止める薬の服用しかないのです。

最近数々の研究が進につれ、原因はどうやら免疫機能障害であると専門家はみているようです。

 

若年性リウマチ性関節炎とカイロプラクティック

関節炎の種類<若年性リウマチ性関節炎>

普通のリウマチ性関節炎と同じもので、ただ子供に生じている場合です。

大人の場合と異なり半数以上が回復を見せ、ひどい身体障害に到るのは6人に一人以下であります。

関節以外の器官も障害を受け、高熱や発疹さらに関節の痛みが伴うことが多いです。

原因も治療方法も判っておらず、どのような仕組みで発病するのか、また何故ほとんどの患者が回復してしまうのかも理解されていないのです。

大人のリウマチ性関節炎と同じく、免疫機能の障害であろうとされており、子供が受けるワクチン接種との関連も議論されています。

 

関節炎の治療とカイロプラクティック

現代医学による関節炎の治療

現代医学では関節炎に対する決め手がなく、症状を取り去るために一生薬を飲み続けることになります。

温熱療法、運動療法といった身体療法で、楽に関節が曲がるようにできることもあります。

ただし関節がひどくなった場合には、手術ということになってきます。

 

関節炎に用いられる医薬品とカイロプラクティック

関節炎に用いられる医薬品

関節炎で処方される医薬品は、良い面と同時に悪い面を持っています。

アスピリンで痛みや固さ、炎症は軽減されるが、毎日8~24錠もの服用が必要になってきて、胃の不快感や出血、さらには潰瘍という副作用がもたされることがあります。

非ステロイド系の炎症鎮痛剤であるインドシンやアドビル、ナプロシンといった薬で固さが軽減され関節を曲げ易くなるが、腎臓を傷め、食道・胃・十二指腸・小腸の不快感や出血が出てくる場合があり、値段もアスピリンの4~5倍します。

 

ステロイドとカイロプラクティック

ステロイド

プレドニゾンやハイドロコーチゾンリン酸といったステロイド系の薬で症状は改善されるが、一時的に痛みが増す場合があり、しかも長期にわたり服用すると骨が骨が細く弱体化する可能性が高いです。

 

 

関節炎のカイロプラクティックによる治療

カイロプラクティックによる治療

カイロプラクティックは関節炎の治療方法というわけでは決してないが、関節炎を持っていることが判ったら、脊柱に沿った神経にストレスを生じていないかどうか良く診てもらうべきです。

脊柱に沿った神経に圧迫があるとその神経系統が障害を受けさらに免疫機構も問題を生じます。

即ち身体全体が弱くなり、関節炎を含めあらゆる病気の温床になってしまうのです。

リウマチ性関節炎患者のほとんどが、脊柱に歪みを持っていると報告されています。

 

精神的なストレスとカイロプラクティック

まとめ

カイロプラクティックでは、病気によって違った治療法をするわけではないのです。

カイロプラクティックの考え方というのは、自然な身体を邪魔するような状態を取り除き自分自身の健康を取り戻すという、身体が本来持つ自然の英知に従おうということです。

脊柱に沿った神経のストレスを除くと共に、食事内容を変え、体重を減らし、禁煙、さらに運動をし、精神的なストレスを旨く処理することも必要になるでしょう。

 

健康の仕組みとカイロプラクティック

疑問点

健康の仕組みには色々な疑問が付きまとうものであるが、こうした疑問にある程度答えてくれるのが、カイロプラクティックということになります。

他にも色々な答えを持つ治療法が存在しているが、ある人の病気を全て解決するには幾つかの治療方法を組み合わせることが必要です。

脊柱の状態に始まり、栄養、運動、休憩、精神的な安らぎといったことが、回復には不可欠です。

こうした一つ一つを改善してこそ、人生の幸福と充足が得られるのです。

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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